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過去問演習の重要性について|東進の過去問データベース|合格する生徒 VS 不合格になる生徒|市川市の東進|市川八幡校

2022年2月25日

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夢の第一志望校に合格するために必要なことって何だと思いますか?

  • 先輩が◎◎予備校で合格したから、その予備校・塾・家庭教師・ネット授業・通信添削を利用する?
  • 先輩と同じ講座、同じ参考書、同じ問題集を使って学習する?
  • 本気になって受験勉強を開始する?
  • TVや本屋さんでおなじみのあの名物先生の授業を受ける(笑)?

答えは、どれも「不十分」です。
合格するために必要なのは、シンプルに
①入試本番で合格最低点以上を得点すること
これだけです。
加えて
②今日学習したことを入試まで覚えていること
③併願校を含めた受験戦略
の3つだけです。
合格する生徒は、この3つの条件の達成率が高いということです。
先輩と同じ予備校に通って、同じ授業、同じ問題集、同じ参考書で学習したとしても、今日学んだことを入試まで記憶していなければ?
本気になって、1日10時間勉強しても、入試に出ないことを、的外れなことを学習していたら?
これだけでは、合格できないということが理解できますよね。
ところで、あなたは、入試本番で1点でも多く得点することを意識して毎日学習していますか?

今日は、この3つの要素のうちの一番目の「入試本番で合格最低点以上を得点する」ために何をすればよいのかについて話します。
入試問題は、大学、学部によって、その出題傾向が異なります。
わかりやすく言えば、志望する大学の過去問10年分を解いてみて、そのすべての年度で合格最低点を超えていれば、その大学に合格できる可能性は高いといえますね。
しかし、その逆にどの年度でも合格最低点以上を得点できなければ、その大学に合格できる可能性は限りなく低いといえます。
実は、入試問題を分析すると大学・学部によって出題傾向が違うことがわかります。
私立大学では、「定員厳格化」の影響で、入学者を増やしすぎると国から助成金がもらえなくなるため、繰り上がり合格者を増やす大学も多いです。
例えば、2021年の上智大学は、合格者の半数が繰り上がり合格者でした。(注:繰り上がり合格というのは、合格者が他大学に流れて、不合格者が合格者に繰り上がること)
学校経営の観点からは、たくさんの合格者を出したいけれど、そうはいかない理由があるのです。
大学側は、その大学を第一志望にしている生徒が欲しいのです。他大学に流れず、歩留まりが読みやすいからです。
そうなると、入試問題に特色を持たせて、しっかりと過去問を分析して、やり込んできた生徒が有利になるようにするということも予想できますね。
模擬試験(特定の大学のための模試ではない場合)で、合格可能性が高かったとしても過去問で合格最低点が取れていなければ合格はできません。
ちなみなに、過去問の重要性を説明するために、東京大学(理系)の2009年~2018年の10年分の過去問分析を行った結果を見てみましょう。
ここでは、例として数学を上げていますが、文系なら日本史、世界史の分析も同様にできます。
別に東大でなくても、早慶、明青立法中、日東駒専のどの大学でもかまいません。

東大(理系)の分野・単元別の出題傾向分析

分野 単元 必ず押さえたい問題 合否を分ける問題 正答できれば差がつく問題 難問 出題回数
数Ⅲ 積分法とその応用 2 1 7 3 13
数A 整数の性質 1 2 5 2 10
数B 数列 1 6 1 1 9
数A 場合の数と確率 1 5 1 2 9
数Ⅱ 図形と方程式 2 4 1 1 8
数Ⅲ 微分法とその応用 2 4 2 8
数Ⅲ 関数と極限 2 2 1 5
数B ベクトル 2 1 2 5
数Ⅰ 二次関数 2 2 4
数Ⅱ 三角関数 2 1 3
数Ⅱ 微分法と積分法 1 1 2
数Ⅲ 複素数平面 1 1 2
数Ⅲ 式と曲線 1 1
数Ⅱ 指数関数・対数関数 1 1
数A 図形の性質 1 1
14 28 22 17 81

東大(理系)の分野別の出題比率から分析

分野 出題比率 必ず押さえたい問題 合否を分ける問題 正答できれば差がつく問題 難問 出題回数
数Ⅰ 4.9% 0 2 0 2 4
数A 24.7% 2 7 7 4 20
数Ⅱ 17.3% 3 6 3 2 14
数B 17.3% 3 6 2 3 14
数Ⅲ 35.8% 6 7 10 6 29
100.0% 14 28 22 17 81

上記の表の分析からわかること
毎年のように出題される単元がある。
数Ⅲの出題率が非常に高く35.8%と突出している。次が、数Aの整数の性質、場合の数と確率。
難問は誰も解けないと割り切り、「必ず押さえたい問題」「合否を分ける問題」にまずは取り組みましょう。
難問は、医学部等の難関学部受験者、数学が得意で得点源にしたい生徒のみが対象となります。

合格最低点以上を得点するために重要なことは

  • 今日学習している内容は、自分の受験する大学でどれくらいの重要性があるのか(出題頻度)?
  • 今日学習しているレベル・内容で、志望校の入試問題を解答できる力が養成できるのか?
  • 志望校では、どんな問題が出題(マークor記述)されていて、各単元の難易度(正答率)はどうなっているのか?

以上のリストに合致した学習を継続することが、志望校に合格するためのポイントです。
そして、毎日の学習に際して、今日学んだことは、自分の受ける大学で合格最低点よりも1点でも多く得点できる内容になっていたのかどうかをチェックする習慣を身につけましょう!

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