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共通テスト|英語|センター時代から大幅に変わった共通テストの英語対策は大丈夫?|今後の予測|学習方法等について詳しく解説

2022年6月25日

共通テスト|英語|センター次回から大幅に変わった共通テストの英語対策について|市川市(本八幡)の東進|大学受験|塾|予備校|東進ハイスクール|東進衛星予備校|市川八幡校

2022年の共通テスト 英語(Reading)で単語数、イラスト・グラフ・表の数が大幅に増加!


センター時代のように問題ごとに、文法、会話文、長文のような区分がなくなり、全問、図表を読み取る情報処理型の問題(イラスト・グラフの数が23倍に激増)に移行し、傾向と対策が困難になっています。センター時代とは異なる対策が必要となることがお分かりいただけると思います。

平均的な高校生の英文読解スピード:1分間に70~80語を前提に見てみると
2010年センター試験(英語)の語数は3533words、試験時間80文なので3533÷75=47.1分(設問を解く時間:80-47.1=32.9分)
2020年センター試験(英語)の語数は4328words、試験時間80文なので4328÷75=57.7分(設問を解く時間:80-22..3分)
2022年共通テスト(英語)の語数は6092words、試験時間80文なので6092÷75=81.3分(設問を解く時間:80-81.3=-1.3分)
つまり、平均的な高校生の英文読解スピードでは、2020年の共通テストでは設問を解く時間がなくなるという結果になります。「最後まで解けなかった!」「英文の量が多すぎて、時間内に全問解答できない!」ということになるのです。
共通テスト【英語】の大問数は6題で「読解問題」の標準的な長さがだいたい600語です。その長文10題を80分で読む計算になります。解く時間を考慮すると、1分間に150語程度のスピードで読む必要があります。共通テストのリスニングの読み上げ速度が1分間に130語程度なので、それよりも速い速度で読むことが求められるのです。時間配分については、後半(第4問~)の難易度が上がることを考慮すると、第1問~第3問(総語数3,126語)を35分ぐらいで解くことが目安になります。
今後の共通テスト対策として、単語力と速読力の強化が重要です!

2022年の共通テスト 英語(Reading)の大問別の出題傾向を詳しく分析してみると

ココに注意

① コミュニケーションを交わす設定の問題が消滅し、情報処理型の問題が増加
SNSやメールなど、メッセージのやり取りを扱った問題(コミュニケーションテーマ問題)が昨年は4題出題されたが、今年は消滅。
代わりに、名称・場所・日時・イベント・順序などの情報を正確に把握、処理する問題(情報処理型問題)が増加しました。
本文をすべて読むのではなく、必要な情報が書かれた箇所やその中のキーワードを照合しにいくことで解答可能な問題群に変貌しました。
② 文化的多様性(ダイバーシティ)を反映した内容
問題文中に登場する国家や地域・文化の種類が大巾に増加、文化的多様性が明確に表れた内容になっています。

2022年の共通テスト 英語(Listening)で単語数も単語数、イラスト・グラフ・表の数が増加!



ココに注意


①新傾向(単語数の増加、イラスト・グラフ・表の増加)への対策の有無によって得点差がつきやすかった。
②多様な話者による英語の読み上げがあった(イギリス人英語が増え,日本人と思われる非ネイティブ話者も登場(割合増加)より多様な英語をリスニングで扱っている。)
③読み上げ回数が1回のみの問題の正答率が下がる傾向にある。(1回読みへの対応が必要)
④読み上げ速度はセンター試験と同程度に戻り、対策していた生徒にとっては聞きやすかった。

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